2005年12月28日水曜日
特集 近藤康男先生(東大名誉教授)をしのぶ
特集 近藤康男先生(東大名誉教授)をしのぶ: "私は1939年刊の「転換期の農業問題」という著書が先生の問題のとらえ方が最もクリアに出た本だと思います。そこで提起された問題は、農産物の低価格政策と農業生産力の拡充が今や重要な課題になっているということです。それを両立させるためには農業に資本が入ることなしには不可能だという解答ですが、それは経営規模の拡大となります。しかし現実には私的所有としての地主的土地所有が、それを阻んでいるから、�"
番号案内にいたずら電話2600回、男に有罪判決 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
番号案内にいたずら電話2600回、男に有罪判決 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "清水被告は、妻に先立たれた寂しさをまぎらわそうと、104番に電話し、オペレーターに「おれの嫁になれ」と迫るなどした。"
切込隊長BLOG(ブログ) - 年末大水計
切込隊長BLOG(ブログ) - 年末大水計: "とりあえず半年我慢したんで、その間、好き放題書いた人に関しては、某匿名掲示板も含めて徹底的にやろうと思います。8月以降、誹謗中傷および揶揄の書き込みでproxy(悪質と判断)経由および誹謗中傷/営業妨害と判断されるまとめサイトを立てた4人についてもあわせて告訴します。
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2005年12月27日火曜日
伊丹十三さんの幻の初監督作、41年ぶりに上映 : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
伊丹十三さんの幻の初監督作、41年ぶりに上映 : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "発見されたのは、62年に伊丹一三(いちぞう)の名前で監督した30分の短編映画「ゴムデッポウ」。
友人たちと自作ゴム鉄砲の腕を競い合うストーリーで、伊丹さん自身も出演している。当時、監督が住んでいた東京・麹町の自宅で主に撮影されており、同じように監督自身の自宅がロケ場所となった「お葬式」(84年)の原点を感じさせる。"
友人たちと自作ゴム鉄砲の腕を競い合うストーリーで、伊丹さん自身も出演している。当時、監督が住んでいた東京・麹町の自宅で主に撮影されており、同じように監督自身の自宅がロケ場所となった「お葬式」(84年)の原点を感じさせる。"
Sankei Web 政治 日本橋の高架撤去に前向き 「世界的名所」と首相(12/26 21:01)
Sankei Web 政治 日本橋の高架撤去に前向き 「世界的名所」と首相(12/26 21:01): "小泉純一郎首相は26日午後、奥田碩日本経団連会長らと官邸で会い、東京・日本橋の伝統的な景観を取り戻すため、首都高速道路を地下に潜らせるなど高架の撤去構想の実現に向け、協力要請を受けた。
首相は「とてもいいことだ。来年、首相を辞めるまでに基本方針を出してほしい」と全面的に賛同し、前向きに取り組む意向を伝えた。"
これはやらないと男が廃るよ。
首相は「とてもいいことだ。来年、首相を辞めるまでに基本方針を出してほしい」と全面的に賛同し、前向きに取り組む意向を伝えた。"
これはやらないと男が廃るよ。
NIKKEI NET:企業 ニュース
NIKKEI NET:企業 ニュース: "業務用スーパーのハナマサ(東京・港、小野博社長)は27日、米国産牛肉と同じく輸入解禁されたカナダ産牛肉の販売を再開した。28日までの2日間、銀座店(東京・中央)など首都圏にある10店舗で扱う。年明けには米国産牛肉の販売も再開する予定だ。
牛60頭分の8トンを空輸し、牛丼用こま切れ肉を100グラム150円、サーロインを同450円で販売。価格は牛丼用は輸入禁止前に比べて若干高いが、サーロインはほぼ同水準という。"
さすがハナマサ、庶民の味方。
牛60頭分の8トンを空輸し、牛丼用こま切れ肉を100グラム150円、サーロインを同450円で販売。価格は牛丼用は輸入禁止前に比べて若干高いが、サーロインはほぼ同水準という。"
さすがハナマサ、庶民の味方。
asahi.com: 「1票の格差」、2倍以上48小選挙区に増加 - 政治
asahi.com: 「1票の格差」、2倍以上48小選挙区に増加 - 政治: "人口が最少の高知3区と最大の千葉4区の「一票の格差」は2.203倍で、02年の定数是正後の2.064倍から広がり、衆院で格差が2倍以上の選挙区は9から48に増えた。参院では、議員1人あたりの人口が最少の鳥取県と最大の東京都の格差が、94年の定数是正以来初めて5倍を超えた。"
2005年12月26日月曜日
内田樹の研究室: 捕虜と戦陣訓
内田樹の研究室: 捕虜と戦陣訓: "ヨーロッパ人たちは、現に殺し合いをしていながら、それでもなお「タンマ」が効くようなルールを当事者が共有している。
少なくともそのようなルールがあった方が「負けたとき」に困らないという点についての合意がひろく成立しているのである。
欧米の戦争観と日本人の戦争観はその点において根本的に違うのように思われる。"
少なくともそのようなルールがあった方が「負けたとき」に困らないという点についての合意がひろく成立しているのである。
欧米の戦争観と日本人の戦争観はその点において根本的に違うのように思われる。"
2005年12月25日日曜日
「姉歯」23物件、大手から木村建設に“丸投げ” : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「姉歯」23物件、大手から木村建設に“丸投げ” : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "耐震強度偽装事件で、姉歯秀次・元1級建築士(48)による偽装が判明した85物件のうち、少なくとも23物件の施工は、元請けのゼネコンなどから木村建設(熊本県八代市、破産)に一括下請負(丸投げ)されていたことが国土交通省の調査で分かった。"
2005年12月23日金曜日
福美人酒造 来年の干支ボトル「丙戌」を発売
福美人酒造 来年の干支ボトル「丙戌」を発売: "「干支ボトルが完成するまで、熱湯を焼物の中に入れ、ひび割れなどのテストをひとつずつスタッフが確認する。穏やかで、安穏な1年になるようにとスタッフ一同の願いを込めて大事に作っている」と角本久二勝専 務。干支ボトルの製造は12月上旬まで行われ、シーズン中に約1万2000本の出荷を見込んでいる。 "
戌(いぬ・犬)、干支(えと)、十干、十二支などの情報を掲載「年賀状・暑中見舞いドットコム」
戌(いぬ・犬)、干支(えと)、十干、十二支などの情報を掲載「年賀状・暑中見舞いドットコム」: "2006年(平成18年)の干支・丙戌(ひのえいぬ)
2006年は丙戌(ひのえいぬ、へいじゅつ)。甲子から数えて六十干支の23番目です。
還暦を迎えるのは1946年(昭和21年)生まれの皆さん。戌(いぬ)年の年男・年女は、1898年(明治31年)、1910年(明治43年)、1922年(大正11年)、1934年(昭和9年)、1946年(昭和21年)、1958年(昭和33年)、1970年(昭和45年)、1982年(昭和57年)、1994年(平成6年)生まれの皆さん"
丙戌(ひのえいぬ)
2006年(平成18年)の干支・丙戌(ひのえいぬ)
2006年は丙戌(ひのえいぬ、へいじゅつ)。甲子から数えて六十干支の23番目です。
還暦を迎えるのは1946年(昭和21年)生まれの皆さん。戌(いぬ)年の年男・年女は、1898年(明治31年)、1910年(明治43年)、1922 年(大正11年)、1934年(昭和9年)、1946年(昭和21年)、1958年(昭和33年)、1970年(昭和45年)、1982年(昭和57 年)、1994年(平成6年)生まれの皆さんです(誕生日が元旦から節分までの人は前年の干支となります)。
§丙(ひのえ、へい)
「丙」は十干の3番目。「火の兄」、陰陽五行で「火」性の「陽」に当たります。大いなる火・太陽の光熱を象徴します。
「丙」の字は「炳(あき)らか」で、草木が地上に出て伸張し、その姿が明らかになった状態を意味するそうです。
その年のラッキー方位である「恵方(えほう)」「明きの方(あきのかた)」は、十干に基づき決まります。「丙」の年は丙方(ひのえかた)で、南と南南東の間。
恵方は、その年の歳徳神(としとくじん)が降臨する方位で、一年間(立春から節分まで)諸々のことに大吉とされます。
はがきちゃん学校の成績を、十干の「甲乙丙丁」で評価するところもありますね。
§戌(いぬ、じゅつ)
「戌」は、十二支の11番目。陰陽五行で「土」性の「陽」に当たります。季節は晩秋(旧暦の9月)、方位は西北西が割り当てられます。
「戌」の字は「滅ぶ」で、草木が枯れる・万物が滅びゆく状態を意味するそうです。
月は10〜11月頃
古代中国では、冬至を含む月(旧暦の11月)が年初とされていました。十二支の先頭の「子」が11月に割り当てられ、「戌」は9月に当たります。
旧暦の9月は現在の暦の10〜11月頃で、晩秋になります。紅葉から落葉へ、そして収穫の季節です。
方位は西北西
十二支は12分割して、方位に配当されました。先頭の「子」が北になり、北北東に「丑」、東北東に「寅」、東に「卯」、南に「午」、西に「酉」という具合に割り当てられます。
「戌」は西北西に当たります。
時刻は午後8時頃
十二支は、日や時間にも配当されています。毎日も、順に十二支が繰り返されます。
時間では、1日を2時間ずつ12分割し、0時を中心にした23時〜1時の「子」の刻から、21時〜23時の「亥」の刻まで十二支が並びます。「午」の刻・11時〜13時の真ん中12時が「正午」です。
「戌」の刻は20時(午後8時)を中心にした19時〜21時。まだ宵の口です。
2006年は丙戌(ひのえいぬ、へいじゅつ)。甲子から数えて六十干支の23番目です。
還暦を迎えるのは1946年(昭和21年)生まれの皆さん。戌(いぬ)年の年男・年女は、1898年(明治31年)、1910年(明治43年)、1922年(大正11年)、1934年(昭和9年)、1946年(昭和21年)、1958年(昭和33年)、1970年(昭和45年)、1982年(昭和57年)、1994年(平成6年)生まれの皆さん"
丙戌(ひのえいぬ)
2006年(平成18年)の干支・丙戌(ひのえいぬ)
2006年は丙戌(ひのえいぬ、へいじゅつ)。甲子から数えて六十干支の23番目です。
還暦を迎えるのは1946年(昭和21年)生まれの皆さん。戌(いぬ)年の年男・年女は、1898年(明治31年)、1910年(明治43年)、1922 年(大正11年)、1934年(昭和9年)、1946年(昭和21年)、1958年(昭和33年)、1970年(昭和45年)、1982年(昭和57 年)、1994年(平成6年)生まれの皆さんです(誕生日が元旦から節分までの人は前年の干支となります)。
§丙(ひのえ、へい)
「丙」は十干の3番目。「火の兄」、陰陽五行で「火」性の「陽」に当たります。大いなる火・太陽の光熱を象徴します。
「丙」の字は「炳(あき)らか」で、草木が地上に出て伸張し、その姿が明らかになった状態を意味するそうです。
その年のラッキー方位である「恵方(えほう)」「明きの方(あきのかた)」は、十干に基づき決まります。「丙」の年は丙方(ひのえかた)で、南と南南東の間。
恵方は、その年の歳徳神(としとくじん)が降臨する方位で、一年間(立春から節分まで)諸々のことに大吉とされます。
はがきちゃん学校の成績を、十干の「甲乙丙丁」で評価するところもありますね。
§戌(いぬ、じゅつ)
「戌」は、十二支の11番目。陰陽五行で「土」性の「陽」に当たります。季節は晩秋(旧暦の9月)、方位は西北西が割り当てられます。
「戌」の字は「滅ぶ」で、草木が枯れる・万物が滅びゆく状態を意味するそうです。
月は10〜11月頃
古代中国では、冬至を含む月(旧暦の11月)が年初とされていました。十二支の先頭の「子」が11月に割り当てられ、「戌」は9月に当たります。
旧暦の9月は現在の暦の10〜11月頃で、晩秋になります。紅葉から落葉へ、そして収穫の季節です。
方位は西北西
十二支は12分割して、方位に配当されました。先頭の「子」が北になり、北北東に「丑」、東北東に「寅」、東に「卯」、南に「午」、西に「酉」という具合に割り当てられます。
「戌」は西北西に当たります。
時刻は午後8時頃
十二支は、日や時間にも配当されています。毎日も、順に十二支が繰り返されます。
時間では、1日を2時間ずつ12分割し、0時を中心にした23時〜1時の「子」の刻から、21時〜23時の「亥」の刻まで十二支が並びます。「午」の刻・11時〜13時の真ん中12時が「正午」です。
「戌」の刻は20時(午後8時)を中心にした19時〜21時。まだ宵の口です。
2005年読者が選んだ10大ニュース(海外編) : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2005年読者が選んだ10大ニュース(海外編) : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "2005年の「海外10大ニュース」が、読者の皆さんの投票で決まりました。"
asahi.com: 国立追悼施設、調査費計上は見送り - 政治
asahi.com: 国立追悼施設、調査費計上は見送り - 政治: "同施設を巡っては、今年6月の日韓首脳会談の際に盧武鉉(ノ・ム・ヒョン)大統領が建設検討を求め、首相が細田官房長官(当時)に検討を指示していた。だが、安倍長官は22日の会見で「韓国側の考え方を述べることは当然あると思うが、それによってつくるつくらないの判断をするものではない」と語った。"
面子で判断してはいけないよ。
面子で判断してはいけないよ。
2005年12月22日木曜日
ヒューザーなど3社と1人、自民・森派などに892万 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ヒューザーなど3社と1人、自民・森派などに892万 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "マンションの開発会社「ヒューザー」(東京都千代田区)など、耐震強度偽装問題にかかわった3社と、1社の経営者が2004年、自民党の森派や4人の国会議員に計892万円の政治資金を提供していたことがわかった。"
伊藤元国土庁長官、ヒューザー社長とゼネコンへ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
伊藤元国土庁長官、ヒューザー社長とゼネコンへ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "耐震強度偽装事件で、国土交通省が問題を公表する1週間前の11月10日、自民党衆院議員の伊藤公介・元国土庁長官が、開発会社「ヒューザー」(東京都千代田区)の小島進社長(52)らと共にゼネコン「大成建設」(新宿区)を訪れ、偽装マンションの免震化について相談していたことが22日、分かった。
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2005年12月21日水曜日
特集 地域水田農業ビジョン
特集 地域水田農業ビジョン: "コーディネーターの今村奈良臣東大名誉教授は、JAの役職員に対して、担い手育成と売れる農産物づくりは「日本全体、世界の動向まで視野に入れて考えるべき。たとえば、20年先には日本は人口減少で米の生産量は大きく減らさざるを得ない。何をどう作り、どう売るかをトータルに考えることができるのはJAしかない。先を見据えて自分たちの地域から農業の担い手をつくっていくという意気込みを」と呼びかけた。"
よくわかってるじゃん。あんなバカ高いコメを誰が食べるか!
よくわかってるじゃん。あんなバカ高いコメを誰が食べるか!
livedoor 社長日記:キムカツ - livedoor Blog(ブログ)
livedoor 社長日記:キムカツ - livedoor Blog(ブログ): "キムカツ弁当初体験です。黒胡椒風味。一度食べたいとおもっていましたが、並ぶのはなあ・・・ということで。これ発明したひと、天才だよなあ・・・。"
やっぱりカロリーが多すぎる。こんなのを食べていると、太るよ。
やっぱりカロリーが多すぎる。こんなのを食べていると、太るよ。
☆ 官 邸 日 記 ☆: 【平成17年12月19日(月)】
☆ 官 邸 日 記 ☆: 【平成17年12月19日(月)】: "「どうして出られないのか不思議なんだよな。あれだけ見事なスケート演技ですからね。優秀な人にはどんどん出てもらったほうがオリンピックも盛り上がるんじゃないでしょうか !!」と『 年 齢 制 限 』規定があることは承知で疑問を呈す総理。"
2005年12月20日火曜日
「日本の雑木林はニセモノだ、本来の森に帰せ」(宮脇昭)
今朝のNHK総合「知るを楽しむ選 この人この世界」はたいへん勉強になった。日本中の植生を徹底的に現地調査して『日本植生誌全十巻』をまとめた宮脇昭先生は、日本には土地本来の森は 0.06% しか残っていない、全部人間が手を入れて人工的な森にしてしまったもの、これが諸悪の根源であると言う。
曰く:
「田舎の里山の伝統的生活にこそが環境を守る」としょっちゅう主張しているNHKにしては、めずらしく科学的で公正な番組。地方では、自然環境を守るとかいって、ボランティアを動員して里山の伐採とか下草刈りをしているらしいが、何もしないことが一番の自然保護なのである。ここにも「省事」が望まれる。
何もしないで森を自然体で放置すると美しい極相林が出来上がることは明治神宮の森を見ても明らか。明治神宮の場合わずか100年で極相林になった。
- 今の里山のクヌギなどが中心の雑木林は人間が人工的に作ったもので、本来の植生はシラカシなどの常緑樹、海岸部は照葉樹林。
- 現在の雑木林は20年に一回の伐採と三年に一回の下草刈りが前提。それをやらないと維持できないニセモノの森。
- マツにしてももともと条件の悪い山頂部などに限定して生えていただけのもの。それが人間が広げてしまった。マツクイムシの大発生は自然の摂理。
- 自然災害もこのために起こる。
- 元に戻すのが一番。そのためには200年間は森に人間がへんな手を加えないこと。200年で元に戻る。
「田舎の里山の伝統的生活にこそが環境を守る」としょっちゅう主張しているNHKにしては、めずらしく科学的で公正な番組。地方では、自然環境を守るとかいって、ボランティアを動員して里山の伐採とか下草刈りをしているらしいが、何もしないことが一番の自然保護なのである。ここにも「省事」が望まれる。
何もしないで森を自然体で放置すると美しい極相林が出来上がることは明治神宮の森を見ても明らか。明治神宮の場合わずか100年で極相林になった。
2005年12月19日月曜日
2005年12月16日金曜日
<自民税調>ビールの税率70銭引き下げ、「第3」は微増 | Excite エキサイト : ニュース
<自民税調>ビールの税率70銭引き下げ、「第3」は微増 | Excite エキサイト : ニュース: "自民党税制調査会(柳沢伯夫会長)の06年度税制改正案が13日、固まった。焦点の酒税は、低税率・低価格で出荷を伸ばしている「第3のビール」の税率を微増させて350ミリリットル当たり28円(現行24.2円と27.8円)に一本化する一方、ビールの税率は同70銭引き下げて77円にする方針。"
「会社四季報の表現に酷似」販売禁止求め仮処分申請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「会社四季報の表現に酷似」販売禁止求め仮処分申請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "「会社四季報」を発行する東洋経済新報社(東京都中央区)は15日、ダイヤモンド社(渋谷区)が同日創刊した「株データブック全銘柄版2006年新春号」に「会社四季報2005年秋号」などと酷似する表現があり、著作権を侵害しているとして、同社に販売差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。"
みのさん、紅白歌合戦後に手術のため入院へ : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
みのさん、紅白歌合戦後に手術のため入院へ : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "せき柱管狭さく症"
http://cgi2.nhk.or.jp/kenkohot/2001/20020320/20020320.html
http://cgi2.nhk.or.jp/kenkohot/2001/20020320/20020320.html
2005年12月15日木曜日
ネットユーザーが一番少ない県は…… : ITmediaニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ネットユーザーが一番少ない県は…… : ITmediaニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "IPアドレスのシェアが低い県は、最下位から順に島根県、佐賀県、鳥取県。ユーザー数は佐賀県、島根県、徳島県の順だった。"
2005年12月13日火曜日
asahi.com:イラク侵攻「必要なかったかも」 米前国防副長官 - 国際
asahi.com:イラク侵攻「必要なかったかも」 米前国防副長官 - 国際: "ウォルフォウィッツ世界銀行総裁が7日、ワシントン市内で講演し、結果的に、イラク侵攻が必要だとは限らなかったという見方を示した。"
ディーゼル車「低公害」欧州では人気 : 日曜版@CARS : @CARS : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ディーゼル車「低公害」欧州では人気 : 日曜版@CARS : @CARS : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "ガソリンエンジンは電気の火花で点火するが、ディーゼルエンジンは気化した軽油を圧縮して自然発火させる。点火のタイミングがずれたりせず、構造も単純なため、一般的にガソリンエンジンより熱効率が良く、燃費もいい。地球温暖化を招く二酸化炭素(CO2)の排出量も少ない。"
12月13日付・読売社説(1) : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
12月13日付・読売社説(1) : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "国内の全頭検査は、2001年9月に初めて感染牛が見つかったのを契機に、全国的に広がったパニック的な牛肉離れを鎮めるために導入された。
当時、他国並みに月齢30か月以上だけを対象にすべきだ、との意見があった。だが、農林族議員らの声に押され、世界でも異例の措置が採用された。"
当時、他国並みに月齢30か月以上だけを対象にすべきだ、との意見があった。だが、農林族議員らの声に押され、世界でも異例の措置が採用された。"
医学都市伝説: マルコーニ、大西洋横断無線通信に成功
医学都市伝説: マルコーニ、大西洋横断無線通信に成功: "電離層というものの存在は、このマルコーニの実験成功を受けて理論的に導かれたもので、この時点でのマルコーニの力技はかなりのハッタリが含まれていたのだが、ツキを呼び寄せる人間というのはいるもので、彼もその一人であった。"
2005年12月12日月曜日
Yahoo!テレビ - 地球・ふしぎ大自然
Yahoo!テレビ - 地球・ふしぎ大自然: "ムリキは大きな群れをつくって暮らすが、食べ物や繁殖相手をめぐる争いがほとんどなく、群れの中の順位もまったくない。ムリキが極めて平和的で平等な群れをつくるのは、重い体で不安定な木の上をすみかとすることによる危険を回避するためであると考えられている。
"
サルを見習えとか言うNHK的な教訓的なお説教は、まっぴら!
"
サルを見習えとか言うNHK的な教訓的なお説教は、まっぴら!
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 茶わん1膳分炊けます 電子レンジで15分
Yahoo!ニュース - 共同通信 - 茶わん1膳分炊けます 電子レンジで15分: "電子レンジの解凍(弱)モードか170−200ワットで15分加熱し、5−10分蒸らせば炊き上がる。
ふたを2重構造にしたことで噴きこぼれを防止し、水蒸気が循環するほか、茶わんの底部には3カ所の切れ込みを入れて熱が伝わるようにした。"
ふたを2重構造にしたことで噴きこぼれを防止し、水蒸気が循環するほか、茶わんの底部には3カ所の切れ込みを入れて熱が伝わるようにした。"
asahi.com: 東証システムに不具合、みずほの誤発注を取り消せず - ビジネス
asahi.com: 東証システムに不具合、みずほの誤発注を取り消せず - ビジネス: "売買の大半は取り消し動作の後に成立しているため、300億円以上とみられる損失について、東証の責任が問われることになりそうだ。"
東証の売買システムを作ったところ(富士通?)もたいへんだな。
東証の売買システムを作ったところ(富士通?)もたいへんだな。
2005年12月9日金曜日
2005年12月8日木曜日
花粉封じ、スギ伐採に27億円…東京都が対策本部設置 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
花粉封じ、スギ伐採に27億円…東京都が対策本部設置 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "来年度の予算要求に盛り込む27億円は所有者への補助金などで、120ヘクタール程度の伐採を見込んでいる。"
2005年12月7日水曜日
@nifty:デイリーポータルZ:コンビニおでん、具材別お得度徹底調査
@nifty:デイリーポータルZ:コンビニおでん、具材別お得度徹底調査: "コンビニ各社のおでんの具を買い占め、具材別、会社別のお得度を徹底的に調べることにした。"
これ保存版。大根はセブンイレブンとか、厚揚げはどこだとか、全部詳しく比較している。みんな賢い消費者になろう!
これ保存版。大根はセブンイレブンとか、厚揚げはどこだとか、全部詳しく比較している。みんな賢い消費者になろう!
CNN.co.jp : 「未知の肉食動物、カリマンタンで発見」 WWF - サイエンス
CNN.co.jp : 「未知の肉食動物、カリマンタンで発見」 WWF - サイエンス: "(CNN) 世界自然保護基金(WWF、本部スイス)は6日、インドネシア・カリマンタン(ボルネオ)島の熱帯雨林で、ネコほどの大きさの「未知の肉食動物」を発見したと発表した。WWFは「全くの新種か、これまで知られていなかったテンかオオジャコウネコの仲間」の可能性があるとしている。"
2005年12月6日火曜日
なぞなぞ(役人天国系):公務員の身分保障の根拠法は?
「そりゃ公務員法でしょう」と答えた人は間違っているのでした。今朝の日経新聞に書いてある。
日経「官を開く」連載記事はためになる。要旨:
そうか、配置転換も出来ないのか。余りにも民間の常識とかけ離れた実態に唖然とする。
- 公務員は個人の資質が問題含みでも解雇しにくい聖域。2003年度に解雇された地方公務員は全国300万人のうちわずか136人。それも行方不明者や長期欠勤の常習者ばかり。
- 昔はそうではなかった。約30年間の姫路城改修工事が終了した1964年には、政府は配置転換を拒んだ工事事務所の国家公務員3人を解雇した。実は公務員法では、能力不足や勤務成績不良による解雇は可能とされている。配置転換を拒否する場合も然り。
- ところが1969年の国会決議で封印となる。国家公務員の人数を抑える総定員法制定の条件が「公務員の出血整理や本人の意に反する配置転換は行わない」との付帯決議だった。これが今なお続いている。41年前の姫路城改修工事後の人員整理が最後のリストラ解雇となっている。
そうか、配置転換も出来ないのか。余りにも民間の常識とかけ離れた実態に唖然とする。
2005年12月5日月曜日
子持ちししゃも: 中国人について
子持ちししゃも: 中国人について: "中国人と日本人は顔が似ているが、精神構造は似て非なるものなのである。"
この人、とてもコンプレックスが強い。この人が典型的なニッポン人であるからかも知れない。でも、こういう態度は生産的でないし、建設的でもない。問題は、こういう脊髄的反応が、日本人大衆(ごめんね、先生を「大衆」と言って)に多すぎると言うことかな。「先生、今日は何を教えてくれるんですか?」と、この先生の思いこみに拒絶反応を示した中国人留学生は、至極真っ当だと思う。
この人、とてもコンプレックスが強い。この人が典型的なニッポン人であるからかも知れない。でも、こういう態度は生産的でないし、建設的でもない。問題は、こういう脊髄的反応が、日本人大衆(ごめんね、先生を「大衆」と言って)に多すぎると言うことかな。「先生、今日は何を教えてくれるんですか?」と、この先生の思いこみに拒絶反応を示した中国人留学生は、至極真っ当だと思う。
Sankei Web 社会 カラスは黄色に弱い? 特殊物質配合のごみ袋で効果(12/05 09:26)
Sankei Web 社会 カラスは黄色に弱い? 特殊物質配合のごみ袋で効果(12/05 09:26): "黄色半透明ごみ袋は、「カラス博士」として知られる宇都宮大農学部の杉田昭栄教授の協力を得てメーカー2社が共同開発。10月中旬から杉並区全域で販売されている。同区清掃管理課の横山薫課長は「肉屋さんが試しに、肉の残りかすをよく見えるように黄色の袋に入れ、集積所のごみの一番上に置き目立たせたのに、つつかれなかったとの報告もある」と、効果を説明する。"
2005年12月3日土曜日
週刊!木村剛 powered by ココログ: [フィナンシャルi] 農地改革で攻めの交渉を
農業を保護することと、どのような手段で保護するかは別の問題だ。関税や価格はあくまで手段にすぎない。日本が米国やEUの農政に転換すれば、関税引下げにも対応でき、農業分野でも日本の得意とする他の分野でも攻めの交渉ができる。
その通りだ。
☆ 官 邸 日 記 ☆: 【平成17年12月2日(金)】
「多くの歌手は『 レ コ ー ド 大 賞 』を取りたいかもしれないが、独自の音楽活動をしたい歌手もいる。私はその部類だ !!」と「ポスト小泉」候補のひとりとして挙げられ、宰相のイスには興味なく経済・財政改革に邁進すると強調する経済学者出身、竹中平蔵総務相。
Firefox 1.5 の拡張機能
Firefox 1.5 にインストールするたった3個の拡張機能 - えむもじら: "「たった3個しかインストールできないとしたら、何をインストールしますか?」という問い"
ようやく強度偽装問題に政府方針が決まった
強度偽装の住民支援策、家賃補助など柱に…政府 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "政府は2日の「建築士事務所による構造計算書偽造問題に関する関係省庁連絡会議」で、耐震強度偽装が判明したマンションの居住者の転居に伴う家賃補助などを柱とした包括的な住民支援策の骨格を決めた。"
日本の土建業に外国企業の参入を認めて自然淘汰させた方がいい。
日本の土建業に外国企業の参入を認めて自然淘汰させた方がいい。
自民税調小委員長「酒税体系4分類に簡素化を」 : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
酒税の分類は現在10分類あるが、伊吹氏は<1>ビールや発泡酒など低アルコールの発泡性の酒<2>ワインや清酒など醸造酒<3>ウイスキー、焼酎など蒸留酒<4>リキュール類などその他——の4分類に簡素化し、同一分類内の税率格差を縮小すべきだとの考えを示した。
そうだそうだ、焼酎の税率が安すぎる。だから変なことになっている。
「女性・女系天皇」神社本庁が憂慮、官房長官に見解 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「女性・女系天皇」神社本庁が憂慮、官房長官に見解 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "「(報告書は)現代の表面的な価値観にとらわれすぎたものと言わざるを得ず、国民の広い理解を得るものではない。(皇室典範改正を)深く憂慮する」と"
あんたらは、どういう立場で意見表明しているのか? 単なる宗教法人だろうが。
あんたらは、どういう立場で意見表明しているのか? 単なる宗教法人だろうが。
12月3日付・編集手帳 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
12月3日付・編集手帳 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "1872年(明治5年)のことである◆政府は月の満ち欠けを基準にした旧暦を改めて新暦(太陽暦)を採用し、その年の旧暦12月3日が新暦の明治6年1月1日になった。"
官吏は二日分の給料を損しただけだったんだね。一ヶ月分だと聞いていた。
官吏は二日分の給料を損しただけだったんだね。一ヶ月分だと聞いていた。
「ホリエモン」の商標、ライブドアだけに…特許庁見解 : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「ホリエモン」の商標、ライブドアだけに…特許庁見解 : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "ライブドアの堀江貴文社長の愛称である「ホリエモン」を巡り5件の商標登録が出願され、このうちライブドア以外の4件の出願に対して、特許庁が登録を拒否する見解を通知"
妥当なところか。
妥当なところか。
Sankei Web 政治 「発言によほど注意を」 加藤氏が安倍氏らに自重求める(12/02 20:32)
Sankei Web 政治 「発言によほど注意を」 加藤氏が安倍氏らに自重求める(12/02 20:32): "中韓両国は小泉純一郎首相が退陣すれば対立の多かった日韓、日中関係が変わると期待していた、と指摘。その上で「外相、官房長官の人選をみて長期戦との感じを持っている。この2人の今後の発言はよほど注意しないといけない」と述べた。"
あの二人は、だめだ。
あの二人は、だめだ。
NIKKEI NET:与謝野氏「インフレ懸念は悪魔的」・中川氏との論争再燃
NIKKEI NET:経済 ニュース: "国と地方の税財政改革(三位一体改革)に関しては「補助金削減、税源移譲はやったが、地方交付税の改革が手つかずだ。竹中総務相は最優先で取り組むと確信している」と注文をつけた。"
上段はともかく、地方交付税については、まさにその通り。
上段はともかく、地方交付税については、まさにその通り。
asahi.com: NHKにいくら払える? 評価委、信頼回復度を測定へ - 文化・芸能
asahi.com: NHKにいくら払える? 評価委、信頼回復度を測定へ - 文化・芸能: "「NHKの放送事業にいくらまでなら支払ってもよいか」、視聴者数千人に対し、総合、教育、衛星など五つのチャンネル別に具体的な金額を聞く。仮想評価法(CVM)と呼ばれる手法で、自然環境など本来はお金に置き換えられないものに値段をつけてもらうことで、多数の意見を反映した評価が得られるという。受信料不払い者の意識分析なども試みる。 "
こんな手法があるのだ。だから「価値観」の「宣伝戦略」が重要になってくる。農協なんかそれを戦略的にやっている。
こんな手法があるのだ。だから「価値観」の「宣伝戦略」が重要になってくる。農協なんかそれを戦略的にやっている。
asahi.com:「ぶりこ」に2490円の高値 季節ハタハタ漁始まる - 暮らし
asahi.com:「ぶりこ」に2490円の高値 季節ハタハタ漁始まる - 暮らし: "初漁の漁獲量は約800キロ。オス、メスなどに分けた200箱が入札され、「ぶりこ」と呼ばれる卵を持ったメスに1キロ約2490円の高値が付いた。"
お魚の値段は高すぎるよ。
お魚の値段は高すぎるよ。
asahi.com: 2030年の経済規模、9割の都市圏で縮小 経産省予測 - ビジネス
asahi.com: 2030年の経済規模、9割の都市圏で縮小 経産省予測 - ビジネス: "経済産業省は2日、全国269都市圏について、2030年時点の経済規模予測を発表した。東京、大阪、名古屋など三大都市圏では、域内総生産額(GRP)が00年比で1割前後伸びるものの、政令指定都市圏でも札幌と北九州は減少、全体では9割近い都市圏で減るとの予測だ。少子高齢化で人口が減って生産・消費活動が低下し、地域経済を直撃する様子が浮き彫りになった。"
GRP って言葉があるんだ!
GRP って言葉があるんだ!
2005年11月24日木曜日
「美の基準にも勝ち組と負け組がでてくる」(脳科学者、茂木健一郎)
今晩の日経「あすへの話題」コ ラムで、茂木健一郎氏は、アンディー・ウォーフォールの絵と寿司屋の宝船を比較して、脳科学的且つ哲学的な論考を広げられている。
抜粋:
身も蓋もない話だが、真実は往々にして身も蓋もないものなのである。勇ま しいニッポンナショナリストたちも、あまり夜郎自大にならない方がいい。
- アンディー・ウォーフォールの「フラワー」は二時間見ても飽きなかった。
- その夜、寿司屋に行ったら宝船が飾ってあったが、ウォーフォールに比べるとあか抜けない。
- ウォーフォールと宝船の運命を分けたものは何か?
- この世に絶対的な美の基準はない。美は、脳の中の記憶と感情のシステムが複雑に絡み合って、長い時間をかけてゆっく りと作り上げられる「フィクション」なのである。
- ところがこのフィクションがあたかも絶対的な地位を持つように感じられるにいたる。
- グローバリズムの中、美の基準もグローバル化している。その中で、美の勝ち組と負け組がどうしてもでてくる。価値は 平等だとは言っても、「中心」と「周縁」の差は生まれる。
身も蓋もない話だが、真実は往々にして身も蓋もないものなのである。勇ま しいニッポンナショナリストたちも、あまり夜郎自大にならない方がいい。
なぞなぞ(行政改革系)「“みどりのおばさん”の年収はいくらでしょうか?」
今日の日経夕刊読書欄で仕入れたなぞなぞ。
答:東京世田谷区の場合で、年収は790万円とのこと。
他にも、給食のおばさんが850万円、公用車の運転手が1050万円とか書いてあった。
元データーはこの本にあるという:
話半分にしても、すごいね。
他にも、給食のおばさんが850万円、公用車の運転手が1050万円とか書いてあった。
元データーはこの本にあるという:
不滅の「役人天国」 Undying Official's Paradise All Over Japan 斐昭
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話半分にしても、すごいね。
2005年11月22日火曜日
なぞなぞ(式典系):テープカットの時どうしてテープは地面に落ちるのでしょうか?
最近気になっていることがある。どっかで博物館なんか出来ると、開館式だと言ってテープカットがにぎにぎしく行われる。数名の来賓代表が一緒にテープを切るのだが、必ず切ったテープが地面に落っこちてしまうのだ。ちょっとカッコワルイ。なぜこういう事態が続くのか?
みんなが左手にテープを持ち右手の鋏でカットする限りこういうことは起こらないはず。ということは、左利きの人が混じっているのだ。左利きの比率とはそんなに高かったのか?
さっそく検索してみたら、こんなページが見つかった。
利き手の検査方法とデータ 。曰く:

鋏を左手で使う人は7.5%とのこと。でもテープを切る人はいつもせいぜい数名だし、それにしてはテープが地面に落ちる確率が高すぎるように思う(見るたびに落ちてるもの)。
同じページでこういう記述があったので、一応これで説明できるのだと言うこととする:

来賓には芸術家が多いのであった!
さっそく検索してみたら、こんなページが見つかった。
利き手の検査方法とデータ 。曰く:
鋏を左手で使う人は7.5%とのこと。でもテープを切る人はいつもせいぜい数名だし、それにしてはテープが地面に落ちる確率が高すぎるように思う(見るたびに落ちてるもの)。
同じページでこういう記述があったので、一応これで説明できるのだと言うこととする:
来賓には芸術家が多いのであった!
2005年11月15日火曜日
「頭がいい」とか「あいつはバカだ」といった知性にかかわる判定は「言ったもん勝ち」なのである{内田樹)
finalvent さんが言及されていた記事だけれど、なかに面白い言葉があったので、さっそく名言集に収 録。
何かコメントを付けるべきなん だろうけれど、あんまりアタマよくないので、気の利いたコメントが出来ない。残念。
2005年11月13日日曜日
NHK新日曜美術館「ダヴィッド」……佐藤亜紀という人が面白かった
今日の新日曜美術館。ダヴィッドがテーマだったが、とてもよかった。ナポレオンとかフランス歴史がテーマとくると、例によって解説は○カシナ先生か△バヤシ先生かと思ったら、見慣れない女性が独特の口調で喋りまくっている。これがすごいのです。
ダヴィッドが描いた息子に死刑を宣告したブルータスを題材にした絵画の解説で、処刑されて戻ってきた息子の死体のサンダルの色に着目し、「これだけ派手なサンダルを履く男は並でない自信を持った立派な若者だったはず、家族の誇りだったことが想像される、だから一層悲しみが深まる」とおっしゃったのには、正直驚倒。目からうろこであった。他にも二塁打三塁打どんどん連発。
いったいどういう人物なのか、調べてみるとSF?小説家とのこと。その分野ではとても有名な方らしい。ブログ↓も書いてられる。さっそくRSS購読。
http://tamanoir.air-nifty.com/jours/
ホームページは↓
http://home.att.ne.jp/iota/aloysius/tamanoir/index.html
後生畏るべしだね。
いったいどういう人物なのか、調べてみるとSF?小説家とのこと。その分野ではとても有名な方らしい。ブログ↓も書いてられる。さっそくRSS購読。
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後生畏るべしだね。
Posted: Sun - November 13, 2005 at 10:36 AM Letter from Yochomachi 展覧会 Previous Next Comments (7)
2005年11月8日火曜日
「仮面の弱者を許容せず“真の弱者”を絞り込め」(田中直毅)
今朝の日経経済教室で田中直毅 が書いている。曰く:
本当の弱者への支援が、「2005年体制」のきわめて大きな課題となる と。同感。
公務員(政府)が行う郵政事業に関して、社会(過疎地など)の弱者保護と結びつける民営化反対論を排除 したのが先の選挙であったとすれば、「真の弱者」を絞り込み、55年体制のもとでの仮面の弱者を許容しない基準が不可欠となろう。
本当の弱者への支援が、「2005年体制」のきわめて大きな課題となる と。同感。
最近こんな本を書かれたそう だ。
「2005年体制」というのは、言えていると思う。経済は歴史的な視点で 考えないといけないのである。
二00五年体制の誕生 田 中 直毅
日本経済新聞社出版局 2005-11-09
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「2005年体制」というのは、言えていると思う。経済は歴史的な視点で 考えないといけないのである。
Posted: Tue - November 8, 2005 at 06:08 PM Letter from Yochomachi 名言(迷言)集 Previous Next Comments (4)
2005年11月1日火曜日
無段階変速器(CVT)は自動車を電車に変えた?
散人は旧世代の人間だから、クルマの変速器はマニュアルで当たり前の時代に育った。でもそのうちATが当たり前になってやっと慣れたと思ったら、いまや時代はCVT(無段階変速器)の時代になっている。最初かなり違和感があったが、なかなかいい。もうこっちの方がよくなってしまった。ちょっとしたコツを。
アウディA4カブリオレには「マルチトロニック」というアウディ社独自のCVTが付いている。これはエンジン縦置きFF車だけにしか付いておらず、クアトロ(4駆車)には装備されていない。スチールベルトと可変プーリーの組み合わせによる無段階変速器だが、滑らかで慣れるとすこぶる快適。
さらに、従来のCVTでは、エンジンの回転アップとクルマの加速に一瞬のタイムラグが生じる欠点があったのだが、このマルチトロニックは:
とのことで、なかなかリスポンスはいい。でもやっぱりマニュアルとか従来型のATよりは鈍い「感じ」がする。理由は何なのか、回転計を見ながらいろいろ試してみた。
まずアイドリング時だが、回転数は700回転。クルマを普通にゆっくり発進させると回転計は1300回転に上がる。そのまま時速50キロ程度のスピードまで回転数は1300回転のまま変化しない。またブレーキを踏んで速度を落としても1300回転のまま。変速器のギアレシオが微妙に変化することで速度変化に対応しているのだ。
ちょっと余分に加速しようとアクセルを踏むと、回転は2100回転に上がるが(もう一息踏むと3000回転になるが)アクセルを戻すとまた1300回転に落ちる。つまり都会で時速50キロ以内で走っている限りはエンジンの回転数は1300回転で一定なのである。違和感の原因はここにあった。つまりトルクが低い1300回転が基準になっているから、足の指にちょっと力を入れる程度の加速では加速感がもの足らなかったのである(アクセルを踏み込めばいいのだが、そうすると一挙に2100回転になり今度はびっくりしてしまう)。
都内で頻繁に車線変更をする必要がある場合、微妙な加速が結構大切(車線変更をする場合、車は斜めに余分に進まねばならず、加速しないと後ろのクルマが近づいてしまう)。どうしようかと考えていたら、アウディには普通の「D」モードに加え、「S」モードというのがあるのに気が付いた。今まで使ったことのないモードだが、やってみると、あらあら驚き。「D」モードでは基準の回転数が1300回転であったのが、これが2100回転になるではないか。つまり「S」モードにしておけば、エンジンは常に2100回転で回っている。これなら微妙な加速も自由自在ということになる。やってみると車線変更が格段にやりやすくなった。
山道などでもっとトルクが必要なときはどうするかだが、これを応用する。つまりマニュアルモード(ノークラッチ)に変え、回転計を見ながら常に3000回転になるように「+」と「−」ノブをコツコツやって調整しておればいいのである。「回転数がはじめにありき」で、ギアはそれにあわせる。そういえば、レーサーなどはそんなことをしていると読んだこともあったが、今回自分で発見したのでご披露。これ結構役に立つよ。
それにしても無段階変速とは、いままでの速度が上げるのにエンジンの回転数がジグザグに上がるのが当然と思っている散人のような旧人類にとっては、なんとも不思議な世界だ。まるで電車の運転をしているような感じ。時代の変化は激しい。
さらに、従来のCVTでは、エンジンの回転アップとクルマの加速に一瞬のタイムラグが生じる欠点があったのだが、このマルチトロニックは:
マルチトロニックは、「ラバーバンド」現象を排除することに成功した最初のCVTトランスミッションであったというもう1つの強みを持っています。 「ラバーバンド」現象とは、アクセルを踏み込んだときに瞬時、エンジンが空転して有効な加速が得られないという、その当時の無段変速機に見られた好ましくない症状でした。
とのことで、なかなかリスポンスはいい。でもやっぱりマニュアルとか従来型のATよりは鈍い「感じ」がする。理由は何なのか、回転計を見ながらいろいろ試してみた。
まずアイドリング時だが、回転数は700回転。クルマを普通にゆっくり発進させると回転計は1300回転に上がる。そのまま時速50キロ程度のスピードまで回転数は1300回転のまま変化しない。またブレーキを踏んで速度を落としても1300回転のまま。変速器のギアレシオが微妙に変化することで速度変化に対応しているのだ。
ちょっと余分に加速しようとアクセルを踏むと、回転は2100回転に上がるが(もう一息踏むと3000回転になるが)アクセルを戻すとまた1300回転に落ちる。つまり都会で時速50キロ以内で走っている限りはエンジンの回転数は1300回転で一定なのである。違和感の原因はここにあった。つまりトルクが低い1300回転が基準になっているから、足の指にちょっと力を入れる程度の加速では加速感がもの足らなかったのである(アクセルを踏み込めばいいのだが、そうすると一挙に2100回転になり今度はびっくりしてしまう)。
都内で頻繁に車線変更をする必要がある場合、微妙な加速が結構大切(車線変更をする場合、車は斜めに余分に進まねばならず、加速しないと後ろのクルマが近づいてしまう)。どうしようかと考えていたら、アウディには普通の「D」モードに加え、「S」モードというのがあるのに気が付いた。今まで使ったことのないモードだが、やってみると、あらあら驚き。「D」モードでは基準の回転数が1300回転であったのが、これが2100回転になるではないか。つまり「S」モードにしておけば、エンジンは常に2100回転で回っている。これなら微妙な加速も自由自在ということになる。やってみると車線変更が格段にやりやすくなった。
山道などでもっとトルクが必要なときはどうするかだが、これを応用する。つまりマニュアルモード(ノークラッチ)に変え、回転計を見ながら常に3000回転になるように「+」と「−」ノブをコツコツやって調整しておればいいのである。「回転数がはじめにありき」で、ギアはそれにあわせる。そういえば、レーサーなどはそんなことをしていると読んだこともあったが、今回自分で発見したのでご披露。これ結構役に立つよ。
それにしても無段階変速とは、いままでの速度が上げるのにエンジンの回転数がジグザグに上がるのが当然と思っている散人のような旧人類にとっては、なんとも不思議な世界だ。まるで電車の運転をしているような感じ。時代の変化は激しい。
2005年10月29日土曜日
温泉旅館に行くか、別荘を買うか、どっちが得?
今晩のテレビ。例によって何にも見るものがないのでテレビ東京(12ch)の温泉旅行番組で時間つぶし。驚いたのはお値段。
特別に安い旅館を紹介しているとのことだが、それでも軒並み2万円近い。一人あたりの値段だから、家族三人で行くとすれば一泊6万円。おまけにものすごく肥りそうな旅館定番料理を食べ ることを強要される。あとはおきまりの露天風呂。堪忍して欲しいわ!
いままで別荘を持つのはホテルに泊まることと比較すれば絶対に不経済だとされてきた。でもどうなのだろう? そうではないのではないか?
例えば、今晩の番組で紹介されたような(それほど大したこともない旅館に)月一度行くとして、年間家族三人とすれば、70万円以上かかる。今の金利で逆算すれば、1億円の金融資産の金利収益と同じことだ。 だったら、維持費用なども計算に入れても、5000万円程度の別荘を保有するコストとなんら変わりはないのである。今どきの別荘はもっと安い。おまけに別荘であれば自分たちが好きな健康的な食事も出来るし、お腹がすいてなければ食べないという選択も出来る。
別荘よりも旅館ホテルの方が経済的だという既成概念 は、もはや過去の高金利時代のものだ。現に欧米諸国では、休暇をホテルで過ごすよりもセカンドハウスで過ごすライフスタイルが一般化している。その方が得 だからだ。露天風呂に定番料理さえ用意すれば客は満足すると思っている日本の温泉旅館は、日本の戦後の飢餓体験に基づいたどうしようもなく古いビジネスモ デルを続けているだけではないかと思う。
いままで別荘を持つのはホテルに泊まることと比較すれば絶対に不経済だとされてきた。でもどうなのだろう? そうではないのではないか?
例えば、今晩の番組で紹介されたような(それほど大したこともない旅館に)月一度行くとして、年間家族三人とすれば、70万円以上かかる。今の金利で逆算すれば、1億円の金融資産の金利収益と同じことだ。 だったら、維持費用なども計算に入れても、5000万円程度の別荘を保有するコストとなんら変わりはないのである。今どきの別荘はもっと安い。おまけに別荘であれば自分たちが好きな健康的な食事も出来るし、お腹がすいてなければ食べないという選択も出来る。
別荘よりも旅館ホテルの方が経済的だという既成概念 は、もはや過去の高金利時代のものだ。現に欧米諸国では、休暇をホテルで過ごすよりもセカンドハウスで過ごすライフスタイルが一般化している。その方が得 だからだ。露天風呂に定番料理さえ用意すれば客は満足すると思っている日本の温泉旅館は、日本の戦後の飢餓体験に基づいたどうしようもなく古いビジネスモ デルを続けているだけではないかと思う。
2005年10月25日火曜日
三番瀬の漁業補償融資43億円と利息56億円、借りた漁協は返済する気もないらしい!
今晩のNHKニュース。三番瀬訴訟に判決が出た。漁協への融資の不当性を訴える原告側の訴えが却下されたとのこと。まったくもう、どうなっているのだ。漁業問題と農業問題は、本質的に同じだから、農業問題のカテゴリーに入れる。
県が漁協に融資したお金は43億円。漁協の組合員は600人。一人あたりとしてはか なりの金額。利息は今まで56億円にも達するが、すべて県(納税者)の負担で、漁協は一銭も払わない。インタビューに出た浦安漁協の組合長は「漁民が泣く ことになってはならない」とおっしゃる。三番瀬は埋め立てられなかったので漁業補償の意味はなくなっている。借金の利子は払わず、さらに元本の返済の意志 もなく、これでは丸儲け。泣くどころか大笑い状態じゃないか。
日 本の海岸線は世界でも有数の長さだ。でもそのすべてが漁協の利権となっている。公共事業をしようと思えば、海岸線に手を付けざるを得ないことが多く、その 度に莫大な漁業補償。三番瀬のように工事を行わない場合でも、巨額の「漁業補償」が支払われる。いわゆる「弱者」が結束することで「政治的強者」となり、 さらに経済的な利益を誘導して「経済的強者」となる例がここにも見受けられる。
可哀想なのは千葉県の勤労者(増税者)だ。
日 本の海岸線は世界でも有数の長さだ。でもそのすべてが漁協の利権となっている。公共事業をしようと思えば、海岸線に手を付けざるを得ないことが多く、その 度に莫大な漁業補償。三番瀬のように工事を行わない場合でも、巨額の「漁業補償」が支払われる。いわゆる「弱者」が結束することで「政治的強者」となり、 さらに経済的な利益を誘導して「経済的強者」となる例がここにも見受けられる。
可哀想なのは千葉県の勤労者(増税者)だ。
2005年10月24日月曜日
「地方には、貧乏人は住めねえ」だって……都会もんは決して農村に「第二の人生」なんか求めてはいけません!
リファラーを見ていると、散人が書いた「強者・弱者の定義を考えよう(地方の方がよほど豊かだ)」という記事に対するコメントに出くわした。曰く:
このブログではこれ以上の言及はないので、URLをリファーするのは差し控えるが、彼らの本音がよく出ていると思う。あいつらの考えによると、都会は「貧乏人」が住むところ、地方こそが「まともな金持ち」が住むところであるらしい。
馬鹿でねえの? 地方には、貧乏人が住めねえからだよ。
このブログではこれ以上の言及はないので、URLをリファーするのは差し控えるが、彼らの本音がよく出ていると思う。あいつらの考えによると、都会は「貧乏人」が住むところ、地方こそが「まともな金持ち」が住むところであるらしい。
今晩のテレビ(チャンネル失念)でやっていたが、横浜に住んでいた夫婦が北海道に第 二の人生を求めようと、小さな土地を買ってたいへんなご苦労をされている生活を紹介する番組があった。地元にとけ込もうとするご両人のご苦労には頭が下 がったが、所詮、彼らとは「階級が違う」。目黒の碑文谷にぽっと出の田舎の夫婦がやってきて近所付き合いをしようとしてもうまく行かないのと同じ。彼ら (横浜人)も周りから完全に浮いてしまっているのだ。定年退職者などの都会もんは、地元の人にとっては「貧乏人」でしかないからである。
イ ナカモンに「貧乏人」と馬鹿にされながら、なおかつイナカモンに貢いでいる都会もんは、本当に可哀想。今晩の馬鹿グルメ番組でも知床に行って、地元のすし 屋で一人前2500円也のランチ定食を有り難がって食う都会もん老夫婦の映像が紹介されたが、アホを通り越している。一匹2500円の○鯖もそうだ。いい 加減にイナカモンにいいようにボラれるのは止めたらどうかな?
追記)数字で見てもやっぱりそういうことらしい:↓
世帯の一人あたり年間家計費は、サラリーマンより農家の方が15万円以上多い(日経)
イ ナカモンに「貧乏人」と馬鹿にされながら、なおかつイナカモンに貢いでいる都会もんは、本当に可哀想。今晩の馬鹿グルメ番組でも知床に行って、地元のすし 屋で一人前2500円也のランチ定食を有り難がって食う都会もん老夫婦の映像が紹介されたが、アホを通り越している。一匹2500円の○鯖もそうだ。いい 加減にイナカモンにいいようにボラれるのは止めたらどうかな?
追記)数字で見てもやっぱりそういうことらしい:↓
世帯の一人あたり年間家計費は、サラリーマンより農家の方が15万円以上多い(日経)
2005年10月13日木曜日
魚中心の食事を食べていると痩せにくくなるんだって!
今晩のフジテレビのバカ番組。オモロカッタ。いろんな芸能人を招いて、その人の一週 間の食事を公開して貰う。お医者さん達が、その食生活では5年後、10年後に何が待ちかまえているか診断するという趣向。自信たっぷりに鮨と魚が大好きだ という和食党の芸能人(名前知らない)に対するお医者さんの診断が面白かった。
和食=健康食という思いこみに凝り固まっている人が多い。この芸能人もそう。俺は和食を食っているから、絶対に大丈夫と言うつもりで番組に登場したのだろうが、先生の診断は厳しい。何事も思いこみはよくないですね。
曰く:
いくらかでも魚の水銀の悪作用を防止するためには、タマネギを食べればいいとのこと。セビーチェですな。ペルーで日常的に食べられる酢とタマネギで「クック」した生魚だが、あれは賢いお魚の食べ方。魚食の弊害を防止するインカの何千年の伝統的な知恵なのである。
曰く:
- マグロとかの赤身の魚を食べ過ぎ。水銀の摂取が危険域を超えている。厚生労働省では妊婦はマグロなどは一週間で80グラムと決めているが、普通の人でも赤身の魚を過剰にとるのは危険だとのこと。
- まず痩せにくくなる。脂肪を分解する酵素の働きが水銀のために弱ってしまうと言う。次に疲れがとれにくくなる。脂肪酸の分解が水銀によって妨げられと言う。最後に水銀は脳の働きを妨害するという。セロトニンに影響を及ぼし、キレやすくなったりイライラが多くなると言う。
いくらかでも魚の水銀の悪作用を防止するためには、タマネギを食べればいいとのこと。セビーチェですな。ペルーで日常的に食べられる酢とタマネギで「クック」した生魚だが、あれは賢いお魚の食べ方。魚食の弊害を防止するインカの何千年の伝統的な知恵なのである。
2005年10月12日水曜日
「ソバに1万円も払うバカがいるか」(長良じゅんが義父に怒られた)
今週の週刊朝日「長良じゅんの 人生是浪花節」から。こわもての長良じゅんも育ての親だった信州の親分にこっぴどく怒られたことがあ るという。長良じゅんが上京してからずいぶんたってからのお話し。東京に出てきた義父を赤坂「砂場」に連れて行ってご馳走し、勘定に一万円払ったときのこ とだという。この信州の親分はこう言って烈 火のごとく怒り出したと:
バカ野郎! てめえ頭がおかしいんじゃないか。どこの世界にソバに1万円も払うバカがいるんだ! そん な気持ちで生きていたら、おめえ、末は乞食か野垂れ死にだッ!そう、最近の蕎麦屋は、やたらにもったいぶっていて、高い。ソバなんか江 戸時代から一杯16文(現在価格では350円)と決まっているもんだ。有り難がって食べるもんじゃない。
Posted: Wed - October 12, 2005 at 02:21 PM Letter from Yochomachi 名言(迷言)集 Previous Next Comments (6)
2005年9月29日木曜日
「出し惜しみしているうちに、それが実力になっちゃうもんなんですよね」(お気楽、極楽日記 Quoted by 江波戸哲夫)
今晩の日経夕刊の「さらりーま ん生態学」コラムで作家の江波戸哲夫が「毎朝、仕事にかかる前に目を通しているブログの中から」として、上記の名言を引いている。確かにたいへんな名言 だ。
このブログを検索すると出てき た。このエントリー。9月20日の日記にこの名言が出てくる。書いている 人は、目下、売り出し中の30歳のベンチャー企業の経営者とのこと。
江波度哲夫はこう書く:
隠居である散人は、もはや戦わないことにしている。でもこういう戦う人達 はすがすがしいと思う。
江波度哲夫はこう書く:
30歳のこの経営者は自戒を込めてこうつぶやき、59歳の私は自戒を込めてそれを引用した。老いも若き も明日から、アスリートのごとく己の限界と戦いますか?
隠居である散人は、もはや戦わないことにしている。でもこういう戦う人達 はすがすがしいと思う。
2005年9月17日土曜日
生源寺眞一:講演「農業・農村のゆくえと日本社会」……徹底的にクサイ!
この講演(学士会夕食会講演、平成17年4月11日)は、日本の主流派農業学者の考え方をもろに代弁しているものである。勉強してみよう。
生源寺眞一氏は、東京大学大学院農学生命科学研究科副研究科長。講演の要旨(意訳):
分かりやすくするために意訳した部分もあるが、いやはや、たいへんな主張だ。馬鹿らしくて反論する気にもならないが、二三述べておく:
- 日 本の農政の基本は、1999年7月に制定された「食料・農業・農村基本法」。この法律によって、自給率を国として掲げることが法定されている。政府はこれ に基づき2000年3月に、カロリーべースの自給率を2010年に今の40%から45%までに引き上げるという目標を設定した。法律だから守らなければな らないのだ。
- 自給率を上げるには、分子の食料生産量を増やすか、分母の食料消費量を抑えるかどちらか。分子の方はいろいろ事情があって難しいので、まず分母の 食料消費量の無駄を何とかしなければならない。肉とか脂肪の摂取はエネルギー換算(穀物換算)で無駄が多い。何を食べるかは消費者の勝手だと言うが、脂肪 のとりすぎは健康に悪いし、病気になれば健康保険に負担が来るわけで、これは個人の自由というわけにはいけない。異論がある人も居ることは承知している が、とにかくそういう風に法律で決まっているのだ。
- 分子の食料生産量だが、1989年以降絶対量で低下し始めている。これは日本の農家が賢いからである。すなわちカロリーベースで生産を上げるより 金額ベースで生産を上げる方が利益になるからであり、正しい行為だ。野菜や果物、それに長期肥育させた霜降り肉などは儲かるのだ。カロリーベースでは自給 率の向上にはならない(逆に低下させる)けれど、金銭的には農家にメリットがあるのでよいことだ。
- そもそもなんで自給率を上げなければならないのかというと、これは保険である。保険の理論では、保険のモラルハザードが知られているが(例えば自 動車保険に入ると車の運転が粗くなるとか)、食料の場合はそんなことにならない。逆に安寧の基になるのだ。食糧が自給できると国民は妙な行動や不安定な意 志決定を避けることが出来る。
- 水田農業はたいへん困った状態にある。政府は経済成長によって人が農業から非農業に移動していくという想定をしていたが、そうなっていない。農業 の規模はほとんど変わっていない。でも、これはそれでも農家はいいからである。大多数の農家は農業以外にも仕事を持っており、農業はいわばホビーみたいな もの。他の収入があるので農産物の価格はそれほど高くなくても良いということになっている。だから社会全体で言って合理的なのだ。
- 最近は耕作放棄地が増えすぎて頭が痛い。でもすでに農業はホビーであるという人が大部分であるので、農地を手放すことで所得が減ると言うことでもないので、今後農地の集約化は進むのではないか。
- ただ、いきなり大規模農業を日本に導入することは出来ない。先に言った「食料・農業・農村基本計画」では「地域の農業にかかわる多様な主体が存在 する中での農地の利用集積に向けた動きをする」と明記されている。大規模農家も高齢農家も、兼業農家も共存すると言うことに決まっているのである。これは 閣議決定された文章なので守らねばならない。
- 日本の農業はコミュニティー活動でもある。市場経済とは異質なモンスーンアジア型のものだ。文化なのだ。こういう共同体文化のよさを都市住民はむ しろ謙虚に学ばねばならない。この考え方に基づき、農村は、自分たちの方から日本社会の在り方に対する発言や提案を始めているのである。共同体精神を忘れ た都市住民は、俺たち農村から学べ。
- また農業は今、産業分類上の農業から大きく変わろうとしている。すなわち、加工、流通、外食という分野での付加価値を取り込み、自分たちが支配できる領域を拡大しつつある。つまり農民が活躍する分野を消費者に直結するところまで広げるのだ。
分かりやすくするために意訳した部分もあるが、いやはや、たいへんな主張だ。馬鹿らしくて反論する気にもならないが、二三述べておく:
- 1999 年7月に制定された「食料・農業・農村基本法」、これが諸悪の根源であると言うことはよくわかった。法律だから絶対に守らねばならないという主張だが、こ の法律こそが現在の問題を引き起こしているのであり、その問題点が明らかになった今こそ、廃止・改定するべきものであろう。鬼の首を取ったように「法律」 を持ち出すのは、農業関係者の得意とするところであるが、法律策定において彼らはいかに狡猾であったかを物語るものである。
- また、食糧自給率を増やすために、食料消費量を抑えるという主張は、本末転倒も甚だしい。「医食同源」の新居裕久先生も言っているように、日本伝統食である粗食は健康を害する。もっと肉と野菜を食べないといけない。自分たちの都合だけで国民の健康を弄んで欲しくない。
- 消費者に肉を食うなと、おこがましくも指示するぐらいに食糧自給率を向上が大切だと主張するくせに、お前らの農業生産者に対する態度はなんだ! お金が儲かる農業だから農民は「賢い」だと? カロリーベースの食糧自給率を上げようと思えば、経済的にはまったく非効率であると認定されている国産牛の 長期肥育霜降り肉なんかは直ちに生産を止めるべきではないのか。穀物を作らずに野菜を作っている農家も(あんたらの主張をそのまま適用すると)廃業させる べきではないのか? 輸入肉の方が脂肪分が少なく健康的だし、輸入野菜の方がミネラルが高い。
- 食糧自給率は保険で、しかも保険のモラルハザードは逆の方向に働くという。学者なら、その根拠を示せ。歴史から学ぶことは、むしろそれとまったく 逆のことだ。地政学的に地域内の「食糧資源自給」が可能になると、戦争はむしろ起こりやすくなるのだ。ウヨ的な攘夷論も出てくる。もっと歴史を勉強して欲 しい。
- 兼業農家が農産物の価格を安くしているという「理論」には驚いた。お話しにならない。でも、日本の農民がみんな「ホビー」として農業をやっているというくだりには同感。ホビーである以上、逆にわれわれ国民に、貴重な国土を遊び場として使っている「使用料」を払って欲しい。
- 兼業農家は農業ではお金を儲けていないので農地を手放すだろう(集約化は進む)という「見通し」にもあきれてものが言えない。農家が耕作放棄農地 であっても農地を決して手放さないのは、農地の期待転売益のためである。うまく宅地転換が出来れば莫大な利益を懐に入れることが出来るわけで、そんな含み 益で天文学的に膨らみ上がっている農地を安い簿価価格で誰が手放すか! 農地の貸し出しについても、小作人権利の発生を嫌って地主は耕作放棄農地ですら貸 し出しにも応じていないではないか。このままでは絶対に日本農地の集約化は進まない。
- 兼業農家も、専業農家も、高齢農家も、みなが共存する農村にすると閣議で決まっているから、農業の担い手の集約は出来ないと言うが、これも上で述 べた理由で却下。たかが一内閣の閣議決定文章の「テニヲハ」に拘泥してすでに決まったことだと主張するのは、陰謀を得意とする既得権者一流の詭弁である。
- 農村のコミュニティー文化を都市住民は学べと高飛車に出ておられるが、都市にはコミュニティーは存在しないというのか。都市にも伝統のコミュニ ティー文化はある。むしろ、遅れた嫌な農村ムラ文化が都市を汚染することだけは、なんとしてでも阻止しなければならないと都市住民は思っているのだ。前世 紀的な遅れた文化をわれわれに強要するのは、トンデモハップン、願い下げだ。
- 最後の農業産業分類を超える農村活動範囲の拡大の話は、要注意である。農協は協同組合であるがゆえに独占禁止法の適用は受けない。いま農村が加 工・流通・外食の分野にも食指を伸ばしていることは承知しているが、保険分野・金融分野(農協共済・農林中金)で農協があれほど巨大になって民業を脅かし ているのに、それだけではまだ不足と言うことらしい。彼らはなにせお金を持っているのでやろうと思えばたいていのことは出来る。自分で農業自体を低生産性 産業に追いやっておいて、政治圧力で稼いだお金(悪銭)を原資に、他の日本の高生産性分野をも支配しようと言うのだ。そうなれば日本経済全体が非効率的な 農協経営化するのは目に見えている。こういう動きには、非常に警戒する必要がある。
Posted: Sat - September 17, 2005 at 09:20 PM Letter from Yochomachi 農業問題 Previous Next Comments (1)
2005年9月16日金曜日
「オープンカーに乗ると飛ばす気にはならない」(徳大寺有恒)
今朝の日経ボルボの全面広告で、自動車評論家の徳大寺さんが言っている言葉。そうか。みんなオープンカーに乗るようになると車の事故は減る?
徳大寺さんは言う:
同感。オープンカー(カブリオレ)に乗ると飛ばさない、これは事実だ(最初はちょっと飛ばしてみたが直ぐ止めた)。そのことによる「安全性の向上効果」は今まで無視されてきていると思う。税制上の優遇策とか保険料率の特例とか考えて欲しいな。車の事故の社会コストを確実に低減させているのだから。
ちなみに徳大寺さんが広告で推薦しているのは、ボルボ C70 カブリオレだが、あれは納車に4ヶ月もかかる。アウディの方がいい。
僕はオープンが好きだから、必ず一台はオープンカーを所有する。オープンカーを運転するのは本当に楽しい。とばす気にならず、のんびり景色を見てドライブしたいという雰囲気になる。日本は四季折々に楽しめるので、もっと流行ったらいいと思う。
同感。オープンカー(カブリオレ)に乗ると飛ばさない、これは事実だ(最初はちょっと飛ばしてみたが直ぐ止めた)。そのことによる「安全性の向上効果」は今まで無視されてきていると思う。税制上の優遇策とか保険料率の特例とか考えて欲しいな。車の事故の社会コストを確実に低減させているのだから。
ちなみに徳大寺さんが広告で推薦しているのは、ボルボ C70 カブリオレだが、あれは納車に4ヶ月もかかる。アウディの方がいい。
2005年9月14日水曜日
内田樹「勝者の非情・弱者の瀰漫」……強者・弱者の定義をもう少し考えてみよう!
このエントリー。面白かったけれど、屁理屈であるとも思った。「弱者」の立場に立った論点というのは、すごく共感を呼ぶんだけれど、現在日本の「弱者」は、弱者ゆえに衆を頼んで政治的に強者となり、結果的には経済的にも(他の弱者の犠牲により)強者となっていることが、問題なのである。それが「既得権益」に他ならない。
首都圏から地方に行ってみればよくわかる。首都圏に住む庶民より地方住民は格段にいい暮らしをしている。所得面はいうまでもないが、資産面での格差を考えると、その格差は驚愕するばかり。世界でも一番生産性の低い日本の「弱者」であるという農業家計が、なんでこんなに豊かであるのか。それは、既得権益となっているからだ。誰の負担でそうなっているのいるのか? 世界でも一番生産性が高いという都市の勤労者家計がそのコストを払っているからに他ならない。都市勤労者家計の実質生活水準は、世界でも有数の下位に位置する。おかしいとは思わないか?
内田氏は「弱者が弱者をいじめる」という。とんでもない。弱者を装う強者が日本では多すぎるのである。そのいわゆる「弱者」が、政治的に結束し得ない本当の弱者を搾取している。
日本では、経済的弱者が、衆を頼むことで政治的には強者となり、ひいては他の弱者の負担の上で経済的にも強者となっている。田中角栄(ひいては鈴木宗男)が実現させた歪な世界だ。こういうことを許しておくわけにはいかない!
参考:世帯の一人あたり年間家計費は、サラリーマンより農家の方が15万円以上多い(日経)
首都圏から地方に行ってみればよくわかる。首都圏に住む庶民より地方住民は格段にいい暮らしをしている。所得面はいうまでもないが、資産面での格差を考えると、その格差は驚愕するばかり。世界でも一番生産性の低い日本の「弱者」であるという農業家計が、なんでこんなに豊かであるのか。それは、既得権益となっているからだ。誰の負担でそうなっているのいるのか? 世界でも一番生産性が高いという都市の勤労者家計がそのコストを払っているからに他ならない。都市勤労者家計の実質生活水準は、世界でも有数の下位に位置する。おかしいとは思わないか?
内田氏は「弱者が弱者をいじめる」という。とんでもない。弱者を装う強者が日本では多すぎるのである。そのいわゆる「弱者」が、政治的に結束し得ない本当の弱者を搾取している。
日本では、経済的弱者が、衆を頼むことで政治的には強者となり、ひいては他の弱者の負担の上で経済的にも強者となっている。田中角栄(ひいては鈴木宗男)が実現させた歪な世界だ。こういうことを許しておくわけにはいかない!
参考:世帯の一人あたり年間家計費は、サラリーマンより農家の方が15万円以上多い(日経)
2005年8月26日金曜日
「民主党の農業公約は、農村票狙いのばらまきだ」(本間正義)
今朝の朝日新聞「9・11選挙、農政改革」で。朝日新聞も、たまにはまともなことも報道する。東京大学大学院教授の本間正義氏へのインタビュー。
本間教授は言う:
都市住民の味方であったと思っていた民主党が、ここまで落ちていたとは知らなかった。哀れ民主党、農村党に変身してしまった。都市住民を裏切った民主党は、結果として選挙で負けるしかないか。
- 農業の構造改革とは、生産性の低いところから高いところへ、労働力、土地などの農業生産のための資源を移すことだ。
- 生産性の低い農家は、農業を止めて貰うことになる。
- (各党の農業公約について、どこに注目すべきか、との質問に)政策が日本の農業を守る目的なのか「農家保護」を狙う政策かを見極めることが重要。民主党の、全ての販売農家に1兆円の補助金をという公約は、農村票狙いのばらまきだ。
都市住民の味方であったと思っていた民主党が、ここまで落ちていたとは知らなかった。哀れ民主党、農村党に変身してしまった。都市住民を裏切った民主党は、結果として選挙で負けるしかないか。
2005年8月23日火曜日
団塊世代の農村移住支援・農水省……時代の流れに逆行している
この記事。一見親切そうに見えるんだけれど、彼らの深慮遠謀(陰謀)が隠されている。団塊の世代よ、だまされてはいけませんよ。
定年退職後「田舎暮らし」を希望する人達は多いという。それにつけ込んだのが、農水 省。耕作放棄された農地や空き家の農家を団塊の世代に貸し出すことで、農村人口の減少に歯止めをかけようと云う。そうまでして農村人口の減少傾向をストッ プさせなければいけないものか? だいたい日本の農村には人が住みすぎているのである。↓
「世界の国々と比べると、国土のいたるところに人が住む日本は異例だ」(日経新聞)
日経:国土交通省は都市機能の郊外への膨張に歯止めをかける考え
おまけに貸し出す農地は10アール(約300坪)という。異常に農地が細かく細分 されてしまったおかげで生産性が極度に低いのが日本農業の本質的問題。やる気のある大規模農家や企業に農地を集約させることが喫緊の課題であるのに、全く 逆のことをやっている。定年で「園芸的趣味農業」を始めた人達は、死ぬまでその土地を手放さない。農業の大規模化などは進むわけはないのである。
農 水省のやりたいことは、現状の日本農業の特質である「園芸的趣味的農業」の「担い手」に広く定年退職者を取り込むことで、自分たちの支持層を広げようと言 うものであろう。定年退職者も一票を持っているから農村に取り込んでしまえば、自分たちに投票するだろうという読み。いわば体のいい人質。
おまけに農地は更に細分化され、地権借地権が更に複雑化し、大規模化を阻止する効果もある。何か、成田空港建設反対派による「一坪地主運動」を思い出してしまった。
「世界の国々と比べると、国土のいたるところに人が住む日本は異例だ」(日経新聞)
日経:国土交通省は都市機能の郊外への膨張に歯止めをかける考え
おまけに貸し出す農地は10アール(約300坪)という。異常に農地が細かく細分 されてしまったおかげで生産性が極度に低いのが日本農業の本質的問題。やる気のある大規模農家や企業に農地を集約させることが喫緊の課題であるのに、全く 逆のことをやっている。定年で「園芸的趣味農業」を始めた人達は、死ぬまでその土地を手放さない。農業の大規模化などは進むわけはないのである。
農 水省のやりたいことは、現状の日本農業の特質である「園芸的趣味的農業」の「担い手」に広く定年退職者を取り込むことで、自分たちの支持層を広げようと言 うものであろう。定年退職者も一票を持っているから農村に取り込んでしまえば、自分たちに投票するだろうという読み。いわば体のいい人質。
おまけに農地は更に細分化され、地権借地権が更に複雑化し、大規模化を阻止する効果もある。何か、成田空港建設反対派による「一坪地主運動」を思い出してしまった。
2005年8月18日木曜日
農協新聞:農業理論の貧困……屁理屈を捻出できないから困ると言っても困るな
農協新聞(農業協同組合新聞)は、高い食い物を国民に食わせるのは正義であるとの「理論構築」に必死(ここ)。
でもね〜、しょせん理屈のないところに、理屈をでっち上げようとしても、しょせん無理。
い ま農村には、最近の農政はどこか根本的なところで間違っているのではないか、という疑念がある。しかし、それを的確に、また理論的に表明できない、という いらだちがある。「理論は力なり」というが、いまの農業理論は力になっていない。どうも納得できないのである。だから農協運動の原動力になる、しっかりし た理論がほしい、という熱い期待がある
でもね〜、しょせん理屈のないところに、理屈をでっち上げようとしても、しょせん無理。
あなた達が大好きな、ウヨクの笹川良一氏はこう言っている。
「人類、みな兄弟!」。
そう、中国の農民であれ、アメリカの農民であれ、日本人にとってはみな兄弟。みんな日本の都市住民にとって大切な食い物を作ってくれる有り難いお百姓さんなのだ。あんたらだけを優遇することは、笹川良一氏の有り難い教えに反することになる。
「人類、みな兄弟!」。
そう、中国の農民であれ、アメリカの農民であれ、日本人にとってはみな兄弟。みんな日本の都市住民にとって大切な食い物を作ってくれる有り難いお百姓さんなのだ。あんたらだけを優遇することは、笹川良一氏の有り難い教えに反することになる。
2005年8月15日月曜日
なぞなぞ(地域差別系):日本海「美人一県おき説」は正しいのでしょうか?
大笑いした「週刊朝日(8/19, 20合併号)」の調査記事。巷には日本海沿岸では「美人は一県おき」とする説がある。つまり、青森県はまあまま、でも秋田県は美人揃い、山形に入るとまあまあ、新潟に行くとまた美人揃い……以下福井県までその順番というものだ。これは都市伝説・迷信の類か? 週刊朝日は「負け犬」で有名な酒井順子先生を起用して、一週間がかりで1000キロ以上の距離を移動しながらの現地調査を実施せしめたのである。その結果が今週号に発表されている。
調査方法は、各県庁所在地の代表的な繁華街に行き、10台後半から30代と思われる女性100人を観察、酒井順子が美人だと認める女性の人数を記録する(交通量調査に使うカウンターを両手で使用)。女性の目だけでは偏見が入るので、男性編集者も同行し同じ判定作業を行い、両者の数字を合計して比率を求める。その結果があっと驚くこの数字(%):
最後に東京が入っているが、これは参考値。銀座松屋裏のスターバックスに座って店の前を通る女性100人を観察したものとのこと。東京の女性は化粧とか衣裳で誤魔化しているが、素顔だけで判定すると大したことはない(ブス揃い)とのことだ。秋田の美人度が際だって高いことがわかる。青森が意外と検討しているのは、ブス揃い東京から真っ先に行った場所だったので、調査員が幻惑されたものか。
結論的に「日本海美人一県おき説」は一応正しかったと「立証」できたとのこと。
それにしても、こんなアホみたいな調査に出張経費を出す「週刊朝日」とは、実にいい加減な会社で、とてもステキだ。
青森 12,5
秋田 20.5
山形 7.0
新潟 12.5
富山 9.0
石川 12.5
福井 6.5
東京 4.0
最後に東京が入っているが、これは参考値。銀座松屋裏のスターバックスに座って店の前を通る女性100人を観察したものとのこと。東京の女性は化粧とか衣裳で誤魔化しているが、素顔だけで判定すると大したことはない(ブス揃い)とのことだ。秋田の美人度が際だって高いことがわかる。青森が意外と検討しているのは、ブス揃い東京から真っ先に行った場所だったので、調査員が幻惑されたものか。
結論的に「日本海美人一県おき説」は一応正しかったと「立証」できたとのこと。
それにしても、こんなアホみたいな調査に出張経費を出す「週刊朝日」とは、実にいい加減な会社で、とてもステキだ。
2005年8月5日金曜日
なぞなぞ「今どき内外価格差が10倍以上ある商品は何でしょう〜か?」
もちろん、それは「お米」と答えた人は、間違いではないけれど、それだけでは充分ではない。もっとすごいのがあったのだ!
今日の日経新聞によると、答えは「お砂糖」。内外価格差、実に“10.55倍”であるという。
ちなみにお砂糖にくわえてデンプンもすごい。日経の数字を上げると:
長年の最低価格制度や輸入製品に対する「調整金」、更に輸入商品を買う際に国産品を「抱き合わせ」で購入することを強制する制度がこれを可能にしてきたとのこと。
農水省は、いままでこんなおかしな制度は廃止するべく努力をしてきたが、その度に国内農業団体の強力な反対で挫折してしまったという。農水省は諦め気味だがというが、自分がツケを払うわけじゃないので気楽なもんだ。勘定を払っているのは都市住民。
安く供給できる輸入先を見ると、先進国が多い。日本よりはるかに高い実質所得水準にある国民の作る農産物にボロ負けしながら、日本の農民はどうして恥ずかしく思わないのだろうか? 「生活保護」としての農業保護政策には、もう正直うんざりする。生活保護にはちゃんと別の法制度があるのだ。日本の農産物輸入制度は、日本の農民をして自分たちは生活保護を受けていないという「欺瞞」に安住させ、彼等の傲慢さを維持させるだけの結果をもたらしている。
もぅ一度言う。生活保護を受けたければ、日本国にはそれに相応するに制度は完備されている。役場に行けば貰えるのだ。それを覆い隠そうとする国内農業保護政策は、実態の解決にはつながらない。
ちなみにお砂糖にくわえてデンプンもすごい。日経の数字を上げると:
砂糖
輸入価格……2.4万円/トン
国産…… 24.8万円/トン (内外価格差10倍以上)
ちなみにデンプンは:
輸入価格……2.3万円/トン
国産価格……13.8万円/トン (内外価格差約6倍)
長年の最低価格制度や輸入製品に対する「調整金」、更に輸入商品を買う際に国産品を「抱き合わせ」で購入することを強制する制度がこれを可能にしてきたとのこと。
農水省は、いままでこんなおかしな制度は廃止するべく努力をしてきたが、その度に国内農業団体の強力な反対で挫折してしまったという。農水省は諦め気味だがというが、自分がツケを払うわけじゃないので気楽なもんだ。勘定を払っているのは都市住民。
安く供給できる輸入先を見ると、先進国が多い。日本よりはるかに高い実質所得水準にある国民の作る農産物にボロ負けしながら、日本の農民はどうして恥ずかしく思わないのだろうか? 「生活保護」としての農業保護政策には、もう正直うんざりする。生活保護にはちゃんと別の法制度があるのだ。日本の農産物輸入制度は、日本の農民をして自分たちは生活保護を受けていないという「欺瞞」に安住させ、彼等の傲慢さを維持させるだけの結果をもたらしている。
もぅ一度言う。生活保護を受けたければ、日本国にはそれに相応するに制度は完備されている。役場に行けば貰えるのだ。それを覆い隠そうとする国内農業保護政策は、実態の解決にはつながらない。
2005年7月21日木曜日
「負け犬は日本の伝統芸能・文化にハマる」(酒井順子)
今朝の日経「教養アゲイン」で酒井順子の次のような言葉が引用されている:
やたらナショナリズムと国粋主義にハマっている一部のネットウヨ達もそうなのかな〜。
負け犬達の動向を見ていると、日本の伝統芸能、伝統文化にハマりゆく独身女性がいかに多いかが、理解できます。(『負け犬の遠吠え』より)
やたらナショナリズムと国粋主義にハマっている一部のネットウヨ達もそうなのかな〜。
独身女性の間で日本の古典芸能の人気が高いそうだ。観世流が仕舞教室を開いたら受講 者の7割は女性が占めたそうだ。また国立劇場が歌舞伎鑑賞教室を開いたら、これも7割が女性で、6割は20代から40代の女性だったらしい。たしかに中高 年女性の間での歌舞伎とか相撲見物熱は異常に高い。日経はこれでは男の子達は取り残されてしまうと危機感を表明しているが、そんなもんでもないだろうと思 う。
つまり女性達は茶道とか華道を習うのと同じ感覚で 歌舞伎鑑賞の教室に行っているのだと思う。文化には違いないが、どうも「教養」というものとはちょっとずれている感じがする。江戸時代から明治時代も歌舞 伎見物は奥様方の最大の趣味だった。でも、奥様方にはそれほど「教養」はなかったように思う。歌舞伎はテレビのバラエティー番組やブランド商品と同じよう なものだった。やたら芸能人のゴシップとブランド品の特徴に詳しいのと同じようなもんだ。
むしろ問題は、もし酒井順子氏が正しいとすれば、負け犬達が「一種の逃避として」古典芸能・文化にハマっているという面であり、悪いとは言っていないが、動機が不純なのである。
最近の若者達の間で、ニッポンはやっぱり一番だという国粋主義・ナショナリズムが蔓延っているという。もしこれも酒井順子氏が言われるような動機でそうなっているとすれば、日本は甚だ危うい。
つまり女性達は茶道とか華道を習うのと同じ感覚で 歌舞伎鑑賞の教室に行っているのだと思う。文化には違いないが、どうも「教養」というものとはちょっとずれている感じがする。江戸時代から明治時代も歌舞 伎見物は奥様方の最大の趣味だった。でも、奥様方にはそれほど「教養」はなかったように思う。歌舞伎はテレビのバラエティー番組やブランド商品と同じよう なものだった。やたら芸能人のゴシップとブランド品の特徴に詳しいのと同じようなもんだ。
むしろ問題は、もし酒井順子氏が正しいとすれば、負け犬達が「一種の逃避として」古典芸能・文化にハマっているという面であり、悪いとは言っていないが、動機が不純なのである。
最近の若者達の間で、ニッポンはやっぱり一番だという国粋主義・ナショナリズムが蔓延っているという。もしこれも酒井順子氏が言われるような動機でそうなっているとすれば、日本は甚だ危うい。
Posted: Thu - July 21, 2005 at 07:00 PM Letter from Yochomachi 名言(迷言)集 Previous Next Comments (4)
2005年7月11日月曜日
農協新聞はもうちょっと「羞恥心」を持て!
農業協同組合新聞と いうオンラインの新聞がある。彼らはお金を持っているので、オンライン新聞としてはなかなかの出来栄えのものとなっている。でも、その内容がひどい! 消 費者の利益はまったく無視した、自分たちの利権擁護のためだけの宣伝(デンパ)アウトレットとなっている。農民利己主義丸出しの主張の繰り返し。もう ちょっと「羞恥心」を持って欲しい。
今回の論説も そうだ。日本の「農業」の将来を考えるのではなく「農民」の損得しか考えていない。農業改革を志向するまじめな提言者に対しては(御用学者を引っ張り出し て)名指しで執拗な人格攻撃をさせ、このめちゃめちゃな攻撃手法を農民に共有させるという戦略(理論武装のつもりらしいが)。
かくして日本の「農業」は亡び、日本の「農民」はますます豊かになるのである。
日本の農民世帯の年間収入は勤労者世帯の収入をはるかに上回る。おまけに自家用車なども農作業に使うとかいって経費申告自由自在だ。そのくせ弱者を気取る。
かくして日本の「農業」は亡び、日本の「農民」はますます豊かになるのである。
日本の農民世帯の年間収入は勤労者世帯の収入をはるかに上回る。おまけに自家用車なども農作業に使うとかいって経費申告自由自在だ。そのくせ弱者を気取る。
2005年7月6日水曜日
なぞなぞ「百歳以上の老人の人口比率は日米どちらが高い?」
今朝の日経経済教室で一橋大学教授の井伊雅子氏。もちろん「健康的な」伝統食を食べている日本だと答えた人は間違いでした。
井伊氏によると:
とのこと。
井伊氏は高齢者医療改革の議論では「データに基づく議論が不可欠だ」と言うことをおっしゃるために一例としてこの数字を引いておられるのだが、医療面ばかりではなく日本ではこの種の思いこみに基づく議論が多すぎるように思われる。「和食=伝統食=健康食」という思いこみもこの類の議論だ。
今現在われわれが「和食」だと思って食べているものは、日本の伝統食なぞではない。天ぷらにしても牛鍋(すき焼き)にしても全部外国から來たもの。カレーライスも然り。戦後日本人の栄養失調問題の改善のためにGHQがやたらフライ(揚げ物)を推奨したのも(フライが一番簡単なカロリーアップ方法だった)いわゆる「日本の伝統食」をややこしくした。遡っては日本陸軍の兵隊食がある。陸軍でもやたらカロリーが重視された。そのためには材料が整わないときには、手っ取り早く砂糖を大量にぶち込んでカロリー計算の辻褄を合わせたと、さる主計士官から自分の体験として聞いたことがある。カレーライスが海軍から日本全土に広がったように、日本食がやたら甘辛くなったのもこのへんに理由があるのかもしれない。背景としてそれ以前の「伝統食」では兵隊を戦わせるだけのエネルギーが確保できなかったことがある。もちろんカロリーアップだけを考えたこの種の「改善」も健康食なんぞではない。
またぞろヘンな思いこみによる一律的な「食育」がなされるのであれば、困ったことである。
- 日本の百歳以上の人口は約23000人(2004年10月)
- 米国では約60000人(2004年7月)
- 米国の人口は日本の人口の約2.3倍。
- よって米国の方が長寿者の比率が高い。
とのこと。
井伊氏は高齢者医療改革の議論では「データに基づく議論が不可欠だ」と言うことをおっしゃるために一例としてこの数字を引いておられるのだが、医療面ばかりではなく日本ではこの種の思いこみに基づく議論が多すぎるように思われる。「和食=伝統食=健康食」という思いこみもこの類の議論だ。
今現在われわれが「和食」だと思って食べているものは、日本の伝統食なぞではない。天ぷらにしても牛鍋(すき焼き)にしても全部外国から來たもの。カレーライスも然り。戦後日本人の栄養失調問題の改善のためにGHQがやたらフライ(揚げ物)を推奨したのも(フライが一番簡単なカロリーアップ方法だった)いわゆる「日本の伝統食」をややこしくした。遡っては日本陸軍の兵隊食がある。陸軍でもやたらカロリーが重視された。そのためには材料が整わないときには、手っ取り早く砂糖を大量にぶち込んでカロリー計算の辻褄を合わせたと、さる主計士官から自分の体験として聞いたことがある。カレーライスが海軍から日本全土に広がったように、日本食がやたら甘辛くなったのもこのへんに理由があるのかもしれない。背景としてそれ以前の「伝統食」では兵隊を戦わせるだけのエネルギーが確保できなかったことがある。もちろんカロリーアップだけを考えたこの種の「改善」も健康食なんぞではない。
またぞろヘンな思いこみによる一律的な「食育」がなされるのであれば、困ったことである。
2005年6月17日金曜日
「問答無用のエコは新種の無神経」(中野香織)
今晩の日経で服飾史家の中野香織氏の名文句。大拍手だ。散人も、もう数十年、いわゆる「エコ」に対してこういった感想を持っている。
中野香織氏は言う:
御意、御意、中野香織様、大賛成! 日本にもこんな傘にかかったアホが多すぎるのだ。
昔々見たミア・ファローの映画「ジョンとメリー」を思い出した。見も知らない二人がたまたまベッドインした翌朝、男が朝食の場で食卓に出たタマゴを自慢する。無農薬有機野菜で育った鶏の卵だと。それを聞いてのミア・ファローの独白(字幕にだけ出る)が面白かった。「あ〜、こいつもエコロのアホか!」
映画はハッピーエンドで、結構楽しいのでおすすめ。散人が言いたいのは、60年代世代のアメリカには、いかれたヒッピーの間にもまだまだ健全な常識が残っていたと言うことである。エコも結構だが、他人に強制することなく個人レベルでひっそりとやるのが、好ましいと思う。
- 会食の席で「マイはし」を使う人には、気が滅入る。
- 再利用された封筒で手紙を貰ったが、封筒の内側に見知らぬ人の名前が見えて引っ掛かる。
- でも、いまやエコは絶対的な正義だのだ。それ以上にファッションである。
- ロハス(Lifestyle of Health and Sustainability、健康的で維持可能なライフスタイル)はアメリカの人口の30%、市場規模は約30兆円となった。
- こうして「ロハス」は問答無用の常識にもなりつつある。
- でも、先週英国の「ザ・サンデー・タイムズ」に「ヌーヴォー・ルードの誕生(The Rise of the Nouveau Rude)」と題する記事があった。「新種の無神経」が誕生しているというのだ。わが意を得たりだ。
- 自分の価値観を最高と見なし、周囲もそのライフスタイルを真似すべきだと思っている人達は、疲れる。
御意、御意、中野香織様、大賛成! 日本にもこんな傘にかかったアホが多すぎるのだ。
昔々見たミア・ファローの映画「ジョンとメリー」を思い出した。見も知らない二人がたまたまベッドインした翌朝、男が朝食の場で食卓に出たタマゴを自慢する。無農薬有機野菜で育った鶏の卵だと。それを聞いてのミア・ファローの独白(字幕にだけ出る)が面白かった。「あ〜、こいつもエコロのアホか!」
映画はハッピーエンドで、結構楽しいのでおすすめ。散人が言いたいのは、60年代世代のアメリカには、いかれたヒッピーの間にもまだまだ健全な常識が残っていたと言うことである。エコも結構だが、他人に強制することなく個人レベルでひっそりとやるのが、好ましいと思う。
Posted: Fri - June 17, 2005 at 07:05 PM Letter from Yochomachi 名言(迷言)集 Previous Next Comments
2005年6月11日土曜日
ザクロの花が咲いた、柘榴の渡来と風呂屋のざくろ口との関係など
わが家で一番エライ木はザクロ。一応ヤマモモが庭の主木だが春になると否が応でもザクロが存在感を増す。去年は枝を剪りすぎてほとんど咲かなかったが、今年はちゃんと咲いた。この調子じゃたくさん実をつけそう。
ザクロの花には異国のかおりがする。それもそのはず、原産地はイランだ。シルクロードをつたって中国に入り、平安時代には日本にやってきた。北野天神縁起 では菅原道真の怨霊が柘榴を食べて口から種を吹き出すとそれが火焔となって建物を焼こうとする。まるで人間火炎放射器。当時はエキゾティックで不思議な果物だと思われていたらしい。
これが定説だが、たまたま今日目にした本に、もっと古かった可能性があると書いてあった。
しかしながら、ザクロの渡来はもっと早かったかも知れない。それはザクロには果物より重要な用途があったからである。古代の日本でもっとも価値の高い用具のひとつは鏡。それはどうで作られていた。銅はさびやすい。当然磨いて手入れをしなければならない。いったい何で磨いたのか。それに柘榴の果汁が使われていた可能性が高い。
植物ごよみ
湯浅 浩史
朝日新聞社 2004-06-11
by G-Tools
小学館のニポニカを見ると:
仏典には降魔の威力をもつと出る。中国へは紀元前2世紀、張騫(ちようけん)が西域(せいいき)から持ち帰ったと伝えられ、日本ではかつて銅鏡を磨くのにこの果汁が用いられた。
(C)小学館
貴重な鏡を輸入したときにその手入れの仕方も同時に教えて貰っていると考えた方が自然。卑弥呼も柘榴を食べていたのかも知れない。
小学館でついでに「ざくろ口」を調べてみた。これも鏡と関係があったのだ。
ざくろ口。江戸時代の銭湯にあったもので、戸棚風呂(ぶろ)が開放的に進化した浴槽構造の一つ。左右および後部を羽目板で囲んだ小部屋に浴槽を設け、その前面に天井から低く板を垂らして張ったものである。蒸し風呂と湯浴の折衷の構造といえる。湯気の放散を防げるので湯も冷めにくい。その前面を覆った板の下部に、人が身をかがめてくぐれる程度のすきまがあり、客はそこを通って浴槽と流し場の間を出入りした。
この語源として、昔は鏡を磨くのにザクロの実の醋(す)を用いたところから、「かがみ入る」と「鏡鋳(い)る」をかけて、ざくろ口とよばれたという。(C)小学館
ということで、きょうはいろいろ勉強した。日本の植物は、このように多くは外国から入ってきたもの。コメ(稲)もそうだ。日本人にしたって、大半は外来種だ。あまりブラックバスを目の敵にするのもどうかと思う。
2005年6月7日火曜日
日経経済教室:「農協の解体的改革を」(山下一仁)
今朝の日経「経済教室」は必読。日本の農業がなんでダメになったか、その根本的原因 と現実的な改革の具体策を簡潔にまとめている。かつて渾身の力作『農協』で農協批判を展開した立花隆が、いまやすっかり農業問題について口を閉ざしてし まった以上、山下一仁こそが数少ない勇気ある改革提言者だ。がんばれ!
山下一仁(経済産業研究所上席研究員)は言う:
勇気ある発言だ。まったくの正論だが、今の日本では、正論を発言するのに勇気が必要とされるのだ。あいつらを敵に回すとホント怖いから。
- 兼業農家と一体となって事業を肥大化させてきたJA農協の存在が農業の構造改革を阻んでいる。農業の再生のためには、JAから信用・共済事業を分離して農業事業に特化させたり、JA傘下外で主業農家による専門農協を設立するなど、企業的農業を支援する必要がある。
- 農協の反対により数限りない農業改革が破綻した。農協が自らの基盤であるはずの農業の再生・構造改革に反対するのはなぜか。
- 農協法の組合員ひとり一票制のもとでは、少数の主業農家より圧倒的多数の兼業農家の声がJA運営に反映される仕組みであり、JAにとっても兼業農家を維持し農家戸数を確保した方が政治力を発揮できるから。
- 農業が衰退する一方、経済成長による兼業機会の増加と農地転用売却益により兼業農家は豊かになった。
- JAも農産物販売では赤字に転じる一方、信用・保険などの黒字拡大により高成長が続いた。JAは今や国内有数の金融機関となった。農家もJAも脱農・兼業化で豊かになった。こうして政治と強く結びつくようになった。
- 農業の再生を図るためにはどうしても企業的農家を育てる必要があるが、全ての農家を平等に扱う組織原理が企業的農家の育成を阻んでいる。
- JAに主業農家の声をもっと反映させなければならない。そのためには農協利用度に応じてひとり一票制を見直すことや、信用・共済事業の分離が提案されたが、JAの反対で流れてしまった。
- それならば現行制度で対応できる方法として、コメ主業農家による専門農協設立を支援してはどうか。「農家のための農協」が「農業のための農協」になるようにする。
- 主業農家が脱落すれば、零細・非効率な兼業農家のためだけのJA農業関連事業は縮小せざるを得なくなる。このときこそ、「真の農業者のための農政」が実現する。
勇気ある発言だ。まったくの正論だが、今の日本では、正論を発言するのに勇気が必要とされるのだ。あいつらを敵に回すとホント怖いから。
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